前年度に続き、JIDAと日本弁理士会で合同の勉強会を開催いたします。 デザイナーやそれに関係する職業の方、ものづくりやインテリア関係のお仕事をされている方、勉強されている学生の方などへ募集いたします。 第1部は、ショートレクチャーで、「意匠法」が改正されたことで起こる様々な変化とリスクを、有名企業の事例などを交え、解説いたします 第2部は、JIDA会員から予め募集した「知財」に絡む実務上の問題点など疑問・質問を、Q&A式に解説するリアルなコーナーです。
昨今、3Dプリンターをはじめ、CNCやレーザー加工機など、個人でも購入しやすい価格で販売 されるようになり、材料を問わず自由にものづくりができる時代になってまいりました。 また、クラウドファンディングやネットショップなど、IT技術もどんどん進化しており、資金調 達や販売方法も一昔前に比べるとそれほど敷居が高くなくなってきております。 つまり、今や誰でもメーカーになれる時代ということです。 近い将来、「自分で作って自分で売る」ことに興味のある方々がメーカーズとして活動できるよ うに継続的に情報交換をしていきたいと思います。 今回はスピーカーはなしで、まずは“ざっくばらん”にメーカーズについて自由に話し合いませんか。 メーカーズにご興味のある方、すでに初めていらっしゃる方は是非ご参加ください。
「コミュニケーション」は、私たちが暮らしていくうえで最も基本的な生活行動の一つです。しかしながらこの半年間で私たちを取り巻く環境は一変し、様々な作法やコミュニケーションも変化を迫られました。一方でこの状況を受動的に受け入れるだけではなく、これからのコミュニケーションを考える機会と捉えることもできるのではないでしょうか。 デザインが目指すのは美しさや便利さ、快適さだという前提に縛られず、これからのコミュニケーションのありかたを「不便益」とあわせて考えてみると、何かヒントが得られるかもしれません。人間らしいコミュニケーションのあり方で、豊かさの再定義をデザインする。そうした提案の登場を期待して「不便益×コミュニケーション」のデザインというテーマで学生の提案を募集します。
2019年度のJIDA関西ブロック学生デザイン賞の審査を2020年2月15日(土)に行い、全国から応募いただいた48点の作品から最優秀賞1点、優秀賞2点、入選3点が選ばれました。今回は「不便益×旅」をテーマに募集しましたが、テーマに相応しいユニークな作品が寄せられました。 本来ですと2020年3月6日に開催予定であった「JIDA関西教育フォーラム」にて選定された作品への授賞式を執り行う予定でしたが、新型コロナ感染拡大予防の観点から「教育フォーラム」開催を中止させていただいた為、本サイトにて受賞作品とともに受賞者、賞品を発表させていただきます。
「錦の伝統織物 光峯KOHO 株式会社龍村光峯」 故郷に錦を飾る、錦の御旗、錦秋と言うように古くから錦は「美しいもの」の代名詞とされてきました。 初代龍村平蔵(号・光波), 二代龍村平蔵(号・光翔),織物美術家龍村光峯、錦織作家龍村周と4代に渡って継承してきた伝統織物の技術をもってその錦の美を目指し、超えるべく、織物のものづくりをする工房で、光と角度によって千変万化する錦の伝統織物を楽しんでいただけましたら幸いです。
「ものづくりのまち」東大阪には約6,000もの企業が集積しています。 その多くは独自の技術を持ち、常にチャレンジを続けながら日本の産業を、そして私たちの生活を支えています。しかしデザインとモノづくりの現場の 接点は意外とありません。今回は木製廃パレットや建築足場古材を家具に蘇らせているパレットハウスジャパン、石のスペシャリスト大阪石材工業、鉄の新しい可能性を追求する嶋津工業の3社のご協力を得て、ものづくりの現場へ入り、交流する企画です。デザイナーにとって大変貴重なこの機会にぜひご参加ください。
ものづくりが多様化する昨今、様々な表現でデザインが発表されております。2018年5月に経済産業省・特許庁から「デザイン経営宣言」も発表されました通り、デザインはますますグローバル化には欠かせないコンテンツになってきていると思われます。そこで、世界的に活躍中のデザイナー喜多俊之氏を迎え、いま一度これからのデザインについて、「ものづくりの街、大阪」から、皆さんとディスカッションしていきたいと思います。また、今回は日本がデザインを通じてより豊かな国となるためのヒントを探る活動をされております、北浜デザインサロンとの共催です。
今回のテーマは「不便益×旅」です。「不便益」は便利な時代に不便であるからこそ得ることのできる価値を考え、「旅」は目的のある旅、目的のない旅など様々ですが、新たな出会いや発見など、人生を豊かにします。移動や観光、アウトドアなど様々な視点で「不便益」と「旅」を考えていただきたいと思います。デザインが目指すのは美しさや便利さ、快適さという前提に縛られず、経済的な豊かさを得た私たちがこれから先どのように向き合うのか、あるいは地球環境とどう向き合うのか、を「不便益」とあわせて考えてみると、何かヒントが得られるかもしれません。
「正しい色彩計画がいけてるプロダクトを作る」 ブランディングのための色彩計画を考えるプロダクトデザインは商品そのものが持つコンセプトや機能で評価されることが多いですが、企業のブランディングは商品の価値だけで機能していくものではありません。 企業とユーザーの信頼関係を作るためにプロダクトデザインがあるべきと考えます。 今回は色をテーマとして企業とユーザーを結ぶブランディングの観点から色が持つパワーと影響力など、どんな色がどのような役割を見出すのか考えるとともに、正しい色彩計画のアプローチ方法について探っていきます。
近年、デジタルファブリケーションが一般化して、実際に動作する「ワーキングプロトタイプ」を作成できるデザイナーも増えてまいりました。 CAD化、3Dプリンティングに続く次の動きとして、電子制御を活用したラピッドプロトタイピングは無視できません。 JIDA関西ブロック スタンダード委員会では、micro:bitを活用したデジタル制御の勉強会を、数回に分けて開催します。 第一回目は、交通信号を模した、三色のLEDが順番に点灯する回路とプログラミングを通じ、micro:bitと電子回路の基礎の基礎を習得することを目指します。
プロダクトデザインは商品そのものが持つコンセプトや機能で評価されることが多いですが、企業のブランディングは商品の価値だけで機能していくものではありません。企業とユーザーの信頼関係を作るためにプロダクトデザインがあるべきと考えます。 今回は機能商品である自転車をテーマに、今後、企業とユーザーがマーケットの変化に伴い、どのような役割(ブランディング)を見出すのか考えるとともに自転車デザインのアプローチ方法についても探っていきます。
ショベルカーでお馴染みのコマツ。1921年に創立したコマツは、建設・鉱山機械分野で国際的なリーダーとしての地位を確立されています。 コマツは、「品質と信頼性」を最も大切なテーマとして位置づけ、全世界のお客さまのニーズと期待に最善の形で応えることのできる、安全で創造的な商品とサービスを提供されています。 今回はコマツ デザイングループのご協力で、同社のデザイン開発をどのように推し進めているのかをご紹介いただきます。 また大型ショベル、ブルドーザを組み立てている大阪工場の見学も行い、普段めったに見れないコマツ商品の魅力をたっぷりと感じられる内容となっております。 皆様のご参加をお待ちしております。